2016年10月21日金曜日

べっぴんさん

NHKの朝ドラを、毎朝欠かさず見ています。

仕事が早出の日は録画をしておいて、翌日に備えてその日のうちに見るようにしています。
それというのも、非常にストーリーの進みが早いので(笑)。
1回見そびれたら話しがわからなくなりそうなくらいです。

いつもこのドラマを見る度に、丁寧にものづくりをすることについて考えさせられます。
特に靴職人の麻田さんの言うことが素晴らしい。
今は序盤で早送りの段階なので(あろう)、今後はきっともっとゆっくりと話しが進むのだろうと思うのですが、本当に本当にストーリー展開が速いのです。
でも、ものづくりや手作りをする人でもしまだご覧になっていない方がいたら、絶対に絶対にお勧めです。



ところで、このドラマの時代が今は戦後ということで思い出したのが、同時代に生きていたヴァイオリニストの渡辺茂夫です。
彼もべっぴんさんの主人公・すみれのように、裕福な家庭で豊かな教育を受けていた一人です。
恥ずかしながら私はこの天才音楽家を、深夜のドキュメンタリー番組を見るまで知らなかったのですが、番組で見たあまりの激しい人生に感動し、翌日すぐに書店で本を探し、購入してしまったほどです。
私が見たのはMBSの「ドキュメンタリー映像」というもの。こちらはタイトル名しか見つけることができませんでしたが、もう少し短めに作られたものがYouTubeにアップロードされていました。
ドキュメンタリー番組に関係者でも有識者でもない、特にその人物に傾倒してもいない芸能人のコメントとかはいらないなぁ、と常日頃から感じています。
まあ、この番組はぎりぎりかな(なーんて、エラソーに・笑)

おそらく彼の演奏をCDで発売する絡み?であったのか、同時期に「神童」という本も出版されています。
現在は絶版となっているからなのかはわからないのですが、新版は販売していないようです。
古書は手に入るようだし、おそらく図書館でも見つけられるかもしれません。
是非とも一人でも多くの人に読んでいただきたい1冊です。


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